基本方針
平成30年度 愛媛県PTA連合会基本方針
愛の手で未来を築くPTA
~愛顔(えがお)あふれる子どもたちとともに~
1 目標
愛媛県PTA連合会は、家庭・学校・地域及び関係諸機関と連携・協働して、豊かな心・健やかな体・確かな学力を育むための環境づくりに向け取り組む。そのために、児童・生徒の安全を守り、命の大切さを教え、深刻ないじめ・不登校・児童虐待問題等の根絶を目指すとともに、信頼関係の構築、情報交換、実践支援、防災意識の向上、被災地支援等の活動を行い、新しい時代に即した活力あるPTA活動の創造とその推進に努める。
2 活動内容
(1) 会員の意識と連帯感の向上を図るPTA活動
- PTA活動や教育についての今日的な課題を把握するために、子どもや学校・家庭・地域社会の実態調査をもとに分析を行い、PTA活動に対する要望を把握する。
- 子どもの発達段階に応じた教育の在り方の研修や情報提供を行い、保護者の子育てを支援する。
- 会員意識の向上や会員相互の連帯感を深めるために、各種事業や研究大会を企画・運営する。
(2) 子どもたちの健全育成を図るためのPTA活動
- 有害情報から子どもたちを守るための啓発・研修活動に努める。
- 食育をはじめとする子どもの望ましい生活習慣の確立(「早寝・早起き・朝ごはん」 運動の推進等)や保健活動推進のための研修活動に努める。
- 子どもの健全育成にかかわる先進的取組・研修会の情報を発信する。また、感謝の気持ちを育むために、毎月10日を「ありがとうの日」とする。そして、人間関係構築のために、家庭・学校・地域でのあいさつ運動を推進する。
- 子どもたちの自主性を大切にしながら自立を支援し、子どもたちの生きる力を育てるPTA活動を推進する。
(3) 人権教育を基本にしたPTA活動
- 日常生活そのものが人権感覚を培う場であることを認識し、家庭生活をはじめ、PTA活動すべてに人権教育を織り込み、人権尊重・生命尊厳の精神の高揚に努める。
- 人権・同和教育、いじめ防止対策推進法や児童虐待防止法、障害者差別解消法等についての理解を深め、いじめ・不登校・虐待等の問題解決を中心に、あらゆる人権問題の解決に努める。
- 特別支援教育への理解と認識を深める活動を推進し、すべての子どもの可能性を最大限に伸ばす環境づくりに努める。
(4) 読書活動の推進と広報活動の向上を図るPTA活動
- 子どもの読書活動を県下全域で推進し、子どもたちの教育環境の充実を図る。
- 地域の図書ボランティア等のリーダーと連携し、地域への啓発と活動の輪を広げる。
- 広報紙及びホームページを通して、県P連や県P連各委員会の情報発信に努め、県P連・郡市P連・単位PTA間の情報交換を図る。
(5) 安心・安全な生活環境条件の整備・充実に努めるPTA活動
- 子どもたちが心身ともに健康で、かつ安心して生活できる環境整備を推進する。
- 教育関係諸機関・諸団体との連携を強化し、教育諸条件の整備・充実に努める。
- 会員のための親子安全互助制度の維持・運営に努め、子ども総合保障制度の適正 な普及を図る。
(6) 防災意識を高め、生命を大切にするPTA活動
- 学校・地域とともに、防災意識の向上に努める。
- 行政機関との連携を強化させながら、被災地支援等の活動を実施する。
3 具体的方策
(1) 本部役員会、理事会、事務局長会を充実する。
(2) 総務栄典委員会、健全育成推進委員会、人権教育推進委員会、広報委員会及び親子安全互助会を充実する。
(3) 教育関係諸機関・諸団体との連絡を密にし、連携・強化を図る。
(4) 教育振興助成金事業の推進により、郡市P連の活動の活性化を図る。
(5) 愛媛県幼稚園小中学校高等学校PTA連合会連絡協議会と協同しながら運営に当たる。